中小企業経営・中小企業政策(1次試験)

はじめに

この科目ですが、その他の暗記科目に苦戦していた私は、高得点を狙わない捨て科目としていました。
直前期に各科目の試験の目標点を決めていたのですが、唯一、60点未満の48点を目標としていました。
特に中小企業白書のグラフ等の勉強は全くしませんでした
逆に、中小企業向けの政策の問題はきちんと勉強しようと考えていました。

2次試験に出題されない上、グラフや統計結果をただひたすら暗記することが高得点の近道だと思うのですが、特に暗記が苦手な私は、この科目の試験の前半部分は前向きに取り組めませんでした。

私が受験した2019年の試験は、この科目の科目合格者数が極端に少なく、所謂、「暗記科目の地雷科目」でした。

科目の特徴

捨て科目だったので、特徴という特徴を書くことができないのですが、テキスト後半にあった経営基盤強化、経営安定化、創業支援などは、中小企業にこう言った支援をできるようになりたいと思いながら頑張って覚えました。
勉強中は、通勤中や週末に見た近所の店舗などを思い出しながら、あの店舗にこういう制度を提案したらxxxといったように具体的なイメージを持ちながら勉強しました。
身近な店舗や企業をイメージしながら支援策の勉強をすると記憶に残りやすいのでお勧めです。

中小企業白書などに書かれている中小企業や小規模事業者の動向などをちゃんと勉強している方と実務補習で一緒になりましたが、ちゃんと勉強している人は違うなぁと思い知らされました。

勉強方法【過去問着手前】

この時期は、Studyingのテキストで統計関連の部分な流し読みしていました。
業種別の統計結果や特徴など全く興味が持てなかったためです。
中小企業向けの政策については、近所の商店などを思い浮かべ、働いている人を想像しつつ、支援策をイメージしながら学習していきました。

勉強方法【過去問着手後】

この科目だけは、過去問着手後も苦手意識が払拭できなかったです。
その最も大きな理由は、過去問の注釈に「参考問題」と書かれていたためです。
当然のことですが、出題年の直近の統計結果が問題となるためで、2019年の試験に出る内容は過去問の出題内容と変わっている可能性があります
(複数年の統計推移のうち、過去のものは変更ありませんが、直前のものは過去の試験に出るはずもありません。)

特に、問題の後半部分に該当するテキストは、よく見返すようにしました。
意識したのは、支援策で過去に問われた問題の選択肢の正誤判断をきちんと行うこと。(正解が選べるだけでなく、誤りの場所が分かること。)
個別の支援策に関しては、業種、年数、規模などの適用要件だけはしっかり覚えるようにしていました。

勉強方法【直前期】

この科目は、とにかく足切りされないことが目標でしたので、中小企業向け政策の適用要件など試験問題の後半部分だけはしっかり勉強するようにしていました。
過去問着手時では、過去に問われた部分を中心に勉強していましたが、直前期はもう少し深い勉強をするように心がけました。
具体的には、様々な支援策で、過去に問われていない部分は、テキストを読んで覚えることです。
1次試験二日目の科目だったので、唯一、1次試験の初日が終わった後、全体を何度が通し読みした科目です。
(法務と情報システムは前日の夜に新たな知識を覚えられないと思い、試験初日の夜は勉強しませんでした。)

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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