突然ですが、
勉強が手に付かなくなるときはありませんか?
私のスランプ
私は勉強が手に付かなくなるときが、何度かありました。
受験年の5月頃、経済学・経済政策あたりで大きなスランプがありました。
テキストに書いてあることが理解できず、点数も伸びずという状態でした。
スランプになるとどうしてもモチベーションが低下して、勉強が手に付かなくなります。
ここで勉強に遅れが出てしまうと、全科目が中途半端な知識のまま試験本番を迎えてしまうかもしれません。
スランプ時期の勉強
経済学・経済政策の勉強に手が付かなくなったとき、私は、素直に経済の勉強を保留にして、得意科目である(はずの【後日、詳しく書きます】)経営法務や経営情報システムの点数向上を図りました。
上記2科目は、得意科目だけに学習は先行して過去問に着手していたので、過去問の復習を行いました。
理由は、
・得意科目の勉強は、気分が下向きでもある程度進めることができる。
ためです。
受験年の5月頃は、得意科目といってもまだまだ過去問を繰り返す必要があります。
この時期に、解答精度を上げておくと最後の追い込み時期の貴重な時間を他科目に割り振ることが可能になるので有利になります。
個人的なお勧め
人それぞれ、得意科目・不得意科目が違うと思いますし、スランプの時期も異なると思います。
スランプの時期を上手に乗り越えるのも短期合格の秘訣の一つだと思います。
得意科目でも、次にやっても必ず正解できるもの、理解が浅くたまたま正解できるもの、まだ理解できず間違えてしまうものがあるのではないでしょうか?
そんなときは、こんな勉強方法をやっていました。
①次にやっても必ず正解できるものを解いて自信を取り戻す。
②理解が浅い問題の正解の根拠を探しながら解いて、①に近づける。
③気持ちに余裕が生まれたら、まだ理解できていない問題の根拠をもう一度復習する。
それぞれの時間配分は、①が10%~20%くらい。②が60%~70%くらい。③が20%くらいです。
この配分に正解はないと思いますが、②の比重が高い方が成績が安定します。
私が過去問演習に使用したTACの過去問題集は、正解率がランク分けされていました。
得意科目の場合、Aランク~Cランクは正解の根拠まできちんと理解できるように心がけ、
Dランクは、他の受験生も正解する人は少ないからと考えて、深追いはしませんでした。
結果として、試験直前期は、得意科目の復習時間を短くすることができました。
もしかすると、この時期の復習がないまま直前期を迎えたら、(相対的に)得意科目なのに点数が伸びず、不得意科目はできないままで・・・
中小企業診断士は難易度が高い試験だなぁと考えて、1次試験を一発合格できなかったかもしれません。
ここまでお読みいただきありがとうございました。