過去問の活用方法(1次試験)

はじめに

皆さん、過去問はどんな使い方をしますか?

私の過去問活用法

私の過去問活用法。
それは、マラソンスピードアップ戦略です!

何だそりゃ!?って思いますよね。

マラソンするとき、師匠に言われたんです。
まずは、目標とする距離を走ること。そして走るトレーニングを続けることで目標とする速さで走るようにすること。

実際、この方法で速く走れるようになりました。

話が逸れましたね。
最初は過去問を解くのに時間がかかっても、正解と不正解を振り分ける手順をしっかりできるようにする。
次に振り分ける手順を早くしていく。
最終的に、本試験で目標の時間内で解けるようになれました。

勿論、他にも正しい方法はたくさんあると思います。
ただ、一つの方法として、中小企業診断士試験を受ける方に知ってほしいと思っています。

歴史の長い試験ですから、よく問われる重要な論点があります。
何より、中小企業診断士試験は、「中小企業の経営の診断、経営に関する助言又は窓口相談等の業務」ができる知識・能力を問う試験ですから、要求されるレベルはあると思います。
経営法務とか中小企業経営(白書)は問われる内容が変わりますけど。。。

効果のない方法

過去問を使っても効果のない方法も書いておきたいと思います。

効果のない方法。それは、過去問を解いて採点して点数を確認するところで終わってしまうことです。

どこの表現を見て間違えてしまったか、どの数値が違っているから不正解の選択肢になるかまで復習しないと勉強の効果が半減どころでは済まなくなってしまうので気を付けてくださいね。

過去問を何年分やるか

これも大きな問題だと思います。
先ほども書いた通り、中小企業診断士の試験は、「中小企業の経営の診断、経営に関する助言又は窓口相談等の業務」ができるかどうかを問われる試験です。
そのため、毎年同じ論点だけを試験に出して済むほど範囲が狭いことはありません。

極論、やれるだけやるに越したことはないのですが、それでは時間が足りなくなってしまいます。

そこで重要になるのが、何点を取って合格ラインを超えるかということです。
1次試験は、足切り科目が無く、420点を取れば合格します。
得意科目が70点なら不得意科目は50点でも良いということです。

そのため、5年分はやってください。それ以上手を出さなくても正解を選ぶプロセスは身に付きます。
得意科目の精度が上がったら、不得意科目に注力する。

もし、1次試験に自信があるようでしたが、(私は時間が取れませんでしたが)2次試験の勉強を少しずつ始めても良いかもしれません。
特に事例Ⅲと事例Ⅳは、1次試験の知識を活かして解ける問題が多いように思えますので、時間を有効に使ってください。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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