1次試験の目標点と得点(その2)

前回に引き続き、1次試験の目標点について書いていこうと思います。
前回の記事はこちら

目標点の決定

中小企業診断士の1次試験の合格基準はご存じですよね?
総得点の60%以上、且つ、1科目でも満点の40%未満でないことです。
7科目受験した場合、全科目合計で420点以上で、40点未満が1科目もなければ合格です。

私は、得意科目と不得意科目が何となく分かれていました。
(得意科目)
財務会計(日商簿記2級を持っていて経理経験が少しあります)
経営情報システム(情報システム部門で働いた経験があります)
経済学・経済政策(一時期この科目をひたすら勉強して突然正解率が上がりました)
(不得意科目)
中小企業経営・中小企業政策(白書のグラフなど暗記中心の勉強はしていません)

過去試験問題の点数を見て、これから何点までなら確実に伸ばせそうか考えた結果がこの目標点です。

     企業経営理論財務会計運営管理経済学
経済政策
経営情報
システム
経営法務中小企業経営
中小企業政策
目標点 60 68 60 68 68 60 48

合計432点・・・何としても押さえなければならないくらいの点数です。
学習開始から5か月。如何にして効率的に合格点を超えるかという視点では上出来だったのではないかと思います。

=>「スタディング 中小企業診断士講座」のキャンペーン情報や無料お試しはコチラ!

当時の理解度

その当時の各科目の理解度は、以下の通りです。
企業経営理論
 組織・人事政策の複合問題が出ると正解が出せない状態。
 マーケティングは楽しいと思っていました。
財務会計
 原則計算なので、税務会計・原価計算は仕上がっていて、経営分析が半分程度計算できる状態。
 経営分析と企業価値評価はもっとできるようになりたいと思っていました。
運営管理
 製造業に就業した経験がない割に意外と点数が取れていた状態。
 理解しやすい部分と理解しにくい部分があったので、伸びしろはないと思っていました。
経済学・経済政策
 努力でどうにかここまで追いついたものの常に不安な状態。
 日経新聞の記事で関連する項目に目が留まるようになっていました。
経営情報システム
 情報システム部門の就業経験に助けられ、60点台後半は手堅い状態。
 プログラマーではなかったので、分からない問題は捨て問題にするつもりでした。
経営法務
 民法に面白みを覚えたものの、知的財産がまだまだ苦手な状態。
 過去問の科目合格率も私の正解率もバラつきが多く、伸びしろがあると思っていました。
中小企業経営・中小企業政策
 統計は選択肢を勘で答えて、中小企業向け政策はそこそこ正解する状態。
 試験本番でも過去問と同じ正解率を出したいと思っていました。

タイトルとURLをコピーしました