2次試験(記述試験)を終えたあと

はじめに

2次試験(記述試験)を終えられた皆様、お疲れ様でした。
これは、私が2次試験に合格したときの経験談です。
再現答案の作成と口述試験セミナーなどで情報収集をお勧めします。

再現答案と自己採点後の絶望

私が10月に記述試験を終えた日、試験会場を出ると受験指導校の模範解答が配布されていました。
事例Ⅰだけになりますが、二校からもらいました。
まず、模範解答を見て、こんな解答を書けたっけ?と思いました。
帰宅途中で、問題に記載した解答の下書きと模範解答を見比べてもほとんど同じことが書かれておらず、ただただ絶望していました
何となくの感覚で、30点~40点くらいに思えるくらい模範解答と自分の解答が違っていました。

それでも自宅に帰ってからすぐに、Wordで原稿用紙を作成して、再現答案を書いていきました
そして、各校から続々と公開される模範解答と全く違う再現答案を見ながら、得点の開示請求をしよう。再現答案はふぞろいでチェックしてみようと思うようになりました。

2次試験対策セミナーの参加

受験指導校のWEBサイトを開き、2次試験対策の無料セミナーがあったので、ひとまず参加することにしました。
正直なところ、2次試験対策セミナーに参加したのは、翌年の2次試験に備えて、模範解答のように何故書けなかったのか知りたかったからです。
与件文を読み、現状分析→課題抽出→改善提案という問いの流れと平均60点を狙う上で書いておくと良いポイントなどを聞きました。
この頃、記述試験に合格するとは思っておらず、当時、口述試験対策セミナーなどを受講していたら、口述試験当日はもっと心の準備が出来ていたのではないかと思います。

口述試験対策はやった方が良い

口述試験は独特の試験です。
40人くらい入ることができる大学の教室で、試験官の方2名と試験を受ける人が1名だけで進められます。
ブログ記事とかSNSで情報収集すると、答えられなくても何とか答えさせてくれようとするといったことが書かれていることもありますが、私の場合、全くありませんでした・・・
とても緊張していて、言葉が出ないし、言えることも声が上擦る状態でした。

そして、二度目の絶望。
帰宅途中に、きっと、自分みたいな人だけが合格できないのではないかと・・・
結果的に、そのようなことはありませんでしたが、不安以外の何ものでもありません。
入室と退室のときだけは、礼儀をわきまえた行動ができたと信じています。

そんな経験から、口述試験対策セミナーがあれば、参加した方が良いと考えています。
2019年当時は、受験指導校に出向くものが多かった記憶がありますが、この記事を書いている2020年は、外出を控えた方が良い状況なので、オンラインセミナーもあるようです。
そのため、受験指導校に近くない方でも受講できると思います。

受験指導校の答練や模試で良い得点が出なくても、試験直前まで日々刻々と成長した方もいるはずです。
最後まで諦めずに、できることにはチャレンジしてみてください。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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